これがいわゆるギャンブル依存症です。
私はコロナとか関係なく辞めることができましたがまだまだやめれない人はたくさんいる。自粛要請でもパチンコ店に通う客の嘆き「給付金10万円吸い取られた」https://t.co/Ti2TPXm2H1
— まききゅん(イラレ、フォトショ)@デザイン学習×動画編集 (@makikyunBLOG) May 2, 2020
本日、上記のツイートをしました。
私は今年の1月までギャンブル依存症でした。
寝ても覚めてもスロットのことばかり考えていて休みの日は絶対にパチンコ店へGO!
そんなギャンブル依存症だった私だからこそコロナ外出自粛でもパチンコ店へ行く心理がわかります。
- 【本記事におすすめな人】
- ギャンブル依存症
- 外出自粛でもパチ屋へ行きたい気持ちがある
- パチンコ以外の趣味を見つけたい
- 借金をしてギャンブルをしている
上記に当てはまる人はみてくださいね♪
外出自粛なのにコロナの感染リスクのあるパチンコ店へ何故いくのか?
パチンコ店へ行く以外の趣味がない
68歳の無職男性は、「パチンコで暇つぶしが習慣なんや。この店しかないから来た。店もサービスしたらええのに、自分(パチンコ店)らも勝負をかけとるんやろな」と、妙に納得した口調でそれでも別の台に向かう。
「パチンコで暇つぶしが習慣なんや。」
これはパチンコにハマっているギャンブル依存症のほとんどの方にあてはまります。
もちろん、私も同じでした。
これは他にも趣味はあるけれども優先順位がパチンコが一番上にくるっていうことなのです。
【ギャンブル依存症だったときの趣味】
- パチ屋へ行く
- ゲーム
- 漫画を読む
- YouTubeを見る
- ビデオボックスでAVを漁る
外出自粛は強制ではなくあくまでも”要請”なので強制力はありません。
そのため、軽度なギャンブル依存症であれば「今は外出自粛中だからパチンコ以外の趣味を楽しもう」となります。
しかし、重度のギャンブル依存症は違います。
「パチ屋いこう」
パチンコ以外の趣味があっても優先順位がパチンコなのでパチ屋へいってしまうのです。
コロナに感染しないと思っている(確率論のお話)
パチンコをする人間にとって確率は数学者と同じくらい強く捉えています。(ちょっと例えがわからない笑)
コロナ感染による致死率は「2%程度」といわれています。
※よく比較されるインフルエンザの致死率は、国によって異なりますが1%未満程度とのことです。
結論からいうと、
「ギャンブル依存症のパチンカスにとってコロナ致死率の2%は気にするに値しない確率である」とおもっているのです。
まず、パチンコやスロットは全て「確率」で制御されています。
パチンコの現在の基準となる大当たり確率は「319分の1」です。
(スロットは大当たりの基準がややこしかったりするので省略します。)
パチンコを知らない人に説明します。
パチンコの大当たりとは・・・
つまり、319回の抽選をしたからといって絶対に当たるわけではなくて常に確率は一定なのです。
これを「完全確率」と呼びます。
1人がボックスから玉を引いてハズレ出会った場合はその玉を戻す。
ちなみに現在主流のミドル機(319分の1)での「●●回転以内に大当たりしない確率」ってご存知でしょうか?
[【理不尽】表で見る当たり確率とハマり確率[1/319編]](https://pachi-jyouhoukyoku.hatenablog.com/entry/2018/10/29/031820)
約2000回転ハマればおよそ99.81%の確率で大当たりするということになります。
実質、「0.19%」。
では、コロナ致死率の「2%」はどのくらいの回転数で大当たりする確率なのでしょうか?
「1200回転」
319分の1で大当たりをするので約3倍ハマりということですね。
これって皆さんどうおもいますか?
少し考えてみてください。
約1200回転以上ハマることが自分に起こり得るのかを。
私が今ギャンブルを辞めたときの感情としては、
「大いに起こり得る確率である」といえます。
私は一人のお客さんが開店から1200回転以上ハマっているのをこの目でみたことがあります。
自分でも経験もあります。
でも、ギャンブル依存症だったときはこう思ってました。
「俺は絶対にあんなにハマらない」
と。
果たしてそうでしょうか?
というより、その2%はパチ屋へ行かなければ回避できるのではないでしょうか。
こういう時期だからこそ勝てる(儲け)と勘違いしている
パチンコにハマるギャンブル依存症たちに共通するのは「根拠のない理由」です。
- 7月7日はスロットの日
- イベント日だから勝てる
- グランドオープンだから勝てる
- 友達と行くと負ける
- 大勝ちした日の翌日は大負けする
- 台風や雨の日は負ける
いずれも何の根拠もありません。
特に「7月7日」はほんとに酷いです笑
別にスロット業界が「7月7日は勝てます」なんて一言も言ってないのにも関わらず大手のパチ屋には数千人以上集まることがあります。
https://twitter.com/aki8260611/status/1147520165694722049
これは7月7日の前日に徹夜している人たちですね。
つまり、今外出自粛でパチンコ屋に行ってる人はこうおもってます。
「コロナ疲れで大変な時期だからこそパチンコでは大勝ちできるだろう」
という根拠のない理由。
生活するお金がない
単純にコロナの影響で失業し、「生活するお金がない」人もいます。
普通の人であれば、
- 転売などでお金を稼ぐ
- 知人の会社で働く
- とりあえずバイトを探す
- 家族や知人にお金を借りる
- 消費者金融を利用する
などの思考になります。
しかし、ギャンブル依存症のパチンカスは違います。
「生活するお金がない=パチ屋で稼げばいい」
ギャンブルは大元が勝てるようになっているのでまず負けます。
にもかかわらず、
ギャンブル依存の人は「大勝ちした時のイイ思い出」だけを頭に描いています。
まとめ:「パチンコ依存はそう簡単には抜けれない」
つまり、コロナ外出自粛中であってもパチンコ屋へ行く人の心理は・・・
- パチンコ店へ行く以外の趣味がない
- コロナに感染しないと思っている(確率論のお話)
- こういう時期だからこそ勝てる(儲け)と勘違いしている
- 生活するお金がない
となります。
私ははっきり言ってパチンコへの興味が一切なくなりました。
ギャンブル全般といったほうがいいですね。
正直、外出自粛期間中に一部のパチ屋が営業しているからといって遠出をしてまで行く人の心理は全くわかりません。
依存症ならではなのでしょう。
でも、ギャンブル依存症だったときであればおそらく。
いや、間違いなく。
「コロナ外出自粛中でもパチ屋へ行っていた」
といえます。
いかにギャンブル依存症が病気であるか。
依存を抜けれた人間として今後も記事にしていこうとおもいます。
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